2011年11月28日月曜日

NGK杯

昨日、NGK杯サンデーロードレースも終了、岡山国際サーキットの最終戦も同じく終了して、2011年のシーズンも終了となりました。
ミニバイク等まだあるかとも思いますが、一応ロードはひとまずシーズンオフにはいりました。

手前味噌で申し訳ないですが、2011年鈴鹿サンデーロードレースJ-GP3クラスにおきまして、TEAM BATTLEのエースライダーが年間チャンピオンを獲得しました。
「石の上にも27年」やっと花開いたようです。


え~っとサンタさん!私からもお願いします。
お願いを聞いてあげてくれませんかねぇ?


ご褒美ということで・・・・。無理かなぁ・・・。


それにしても、また優勝はNSF250Rでした。
デビューレースの全日本選手権の茂木大会で3位、最終戦のMFJ-GPで2位になった以外はスペイン選手権も含めて全て優勝!
とんでもない勝率です。

次世代のスタンダードレースマシンとしてHRCが威信をかけて作っただけのことはありますねぇ。
このNSF250Rが早ければ来月にはデリバリーされるようです。


いち早く手に入れて、ライバルに差をつけたいあなた!
BATTLE FACTORYにすぐ注文すればまだ年内納車に間に合うかも!イソガナイト~

2011年11月24日木曜日

きたきた~キタ~!

近所のスーパーのレジのおばちゃんおねえさんのサンタクロース帽子に笑いを禁じえない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?


以前のブログで予想していた通り、いや予想以上に早くRS125の中古車が出てきました!
あまりのスペアパーツの多さに「引っ越しですか?」と聞きたくなるほどです。
この車輌を買ってしまえば、後ほんのちょっとの消耗部品を買えば1年位は走れちゃうかもしれません、これほどのスペアパーツの付いた中古車はかなり珍しいと思います。

バトルのチーム員でもこれほどスペアパーツを揃えてはいないかも・・・。

ミニバイクからのステップアップライダーには最適なんじゃないでしょうか?


てなわけで、今週末はNGK杯です、もちろんチームバトルもエントリーしています。
実は、J-GP3クラスではチャンピオン争いをしていたりします。
2011年の総決算のレースを力の限り闘ってほしいです。
そして、来年以降の新たな目標を発見してもらいたいですね。

そんなレースをぜひ見に来て応援しちゃってください、そのついでにバトルファクトリーの展示場に展示されている中古車を見てください。
ちょっと寒いですが、暖かい格好でおでかけください、サーキットでは熱い戦いが繰り広げられています。


「じゃあ、サーキットで会いましょう」




2011年11月23日水曜日

カーボンorチタン

朝顔を洗うとき、蛇口からの水がお湯になるのを待つのももどかしい今日この頃、いかがおすごしでしょうか?

もうすっかり冬っぽい気温がここ2~3日続いてますね。
作業服の下にはヒートテックの上下が必須になりました。


今日は2ストサイレンサーネタです。

サイレンサーといえば、別体サイレンサーになってすぐの頃はアルミの外筒が普通でしたが、その後ちょっとするとカーボンやカーボンケブラーの物が出てきて「かっこええ!!」となりました。

それこそカーボンのサイレンサーが出始めの頃は「羨望のまなざし」で私もながめたものでしたが、カーボンの成型技術向上やカーボン素材自体の価格の低下で一般的なものとなりました。
結構巷に出回ったカーボンサイレンサーですが、転倒などで衝撃が加わると割れてしまうんです、さらに割れてしまうと修理ができないんですよね。

で、次に現れたのがチタンサイレンサー、少しの凹みなら修理できますし、好みにもよりますが「鈍く輝く」感じがかっこいいです。

だからというわけではないですが、カーボンケブラーの外筒からチタンの外筒に変更です。

リベット部分のカーボンが広がってリベットが効いていませんでした。
片側は完全にカーボンがちぎれていて、この状態で走られていたため、ガタでパンチングまでが変形してしまっていました。

チタンの厚みとカーボンケブラーの厚みが違うため、フランジとの隙間を埋めるシムを作るのに苦労しながらできました!
パンチングの長さを短くする必要があったため全長が短くなりましたが「鈍い輝き」の今風サイレンサーの完成です。

どんな車輌に取り付けされるのか楽しみです。

2011年11月17日木曜日

来訪者さん

みょ~に冷え込んできてホットカーペットだけでは物足りず、こたつの電源にも手を伸ばしそうな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?


おかげさまでこのブログもいろんな方に見ていただいているようで幸せです。
バトルファクトリーのホームページにリンクされてからは、海外の方も見てくださっているようです。

アメリカ、ロシア、中国、マレーシア、イギリス、ドイツ、他いろんな国の人が訪れてくれていますが、
「日本語でしか書いてないのにわかるんでしょうか?」

Do you understand JAPANESE?
清楚日语吗?
Verstehst du Japanisch?
Entiendes japonés?
Capisci giapponese?

と、いろんな言葉で聞いてみたけど、リアクションがあると大変困惑してしまうので宜しくお願いします。


さて、それは昨日のこと。
とても珍しい方が来訪されました、珍しいというよりたぶん初めていらっしゃったんだと思います。
その方は、YAMAHAのXJ900に乗る吉村誠也さん。http://europark.com/

そうです、「2ストロークレーシングハンドブック」の著者です。
私はこの「2ストロークレーシングハンドブック」の前身ともいえる「TZマニュアル」でレースマシンの整備を勉強しました。
まさに私にとってはバイブル、それを書いた人なので「神様」みたいな人がいらっしゃり、さらには恐らく二十数年ぶりに会った私の顔を覚えていてくださったのには超~感激です。
きっと吉村さんは「こいつ顔は見たことあるけど・・・」って感じだとは思うんですが。
いいんです!うれしいんだから!

で、「鈴鹿サーキットの変わり様に驚いた」とか「バイクに乗るのはおもしろい」とかXJ900のカスタムのお話をほんの少しですがさせていただきました。
話のなか、随所に「レーシングメカニック魂」を感じ良い刺激をいただきました。

カスタム中の部品の、小加工をする間のほんの短い時間のご来訪でしたが、少し初心を忘れかけていた自分に気づかされました。
部品の加工が済むと、日も暮れかけて寒い中を、颯爽と帰っていかれました。

また近くへおこしのさいは寄っていってください。




きっと今こんな風に再会したのも神様の思し召し。

2011年11月11日金曜日

こんなことまでも・・・。

お約束通りに今日は2011年11月11日、ピンゾロの日。
なんだか冷え込んできて、ホットカーペットが恋しい今日この頃、いかがおすごしでしょうか?

今日はカスタムネタをまたひとつ・・・。
きれいな画像がなくってアップをためらっていたんですが、清水の舞台から飛び降りる覚悟でアップです。


車輌はKawasaki Z1000。
ハイパワーツアラーです!
で、なにをするかというと、STDハンドルからバトルファクトリー製のアルミ溶接ハンドル(http://www.battle.co.jp/syohin/ba12/top.htm
に交換。

初めに聞いたときは「???」
お客様には失礼ながら「折角のツアラーがだいなしでっせ」と思っちゃいましたよ、マジで。
しかし、ご要望なのでぶっちゃけ、「どうなってもしらねぇぞ」と思いながら作業開始!
チョチョチョのチョィとやっつけるはずが・・・。
こちらを立てればこちらがたたず、ここが具合がいいとこっちがダメ、みたいなことだらけで、時間ばかりが無情に過ぎていきます。

行き詰った時には気分転換!
こんな物や、
こんな物を作って、
ペダルそのままで固定ステップに変~更~!
 ペダルのオフセット量が多いので長めのカラーがちょっと・・・ですが。

ウンウン、なかなか良いぞ!


さて本題のハンドルは?

残念ながら、特別サイズの物でないと取り付けできないことが決定してしまい、ハンドルバー部分の長い物をワンオフ製作。

ワイヤーの取り廻し変更や、ブレーキホース交換を経て、
ちょっと画像が分りづらくて養生のテープが見苦しいですが・・・。

結構かっこいいぞ!自分の中の想像をはるかに超えて「イケテル」
いろいろ大変だったけど、大満足!!!

欲を言えば、シフターやNAGバルブもつけていただけたらもっとレーシーなツアラーに仕上がったと思われます。

仕上がったあとの画像は・・・・、出来上がりに舞い上がってしまって撮り忘れましたm(_ _)m

とまあ、自分の先入観で結果を予測することは難しい!というか、自分の想像力の乏しさを改めて実感させてもらったお仕事でした。

自分も周りの予想をいろんな意味で裏切って生きたいです。



「いろんな意味」はあかんかなぁ?

2011年11月7日月曜日

あんなことや・・・。

先週末、工場の奥の材料置き場でなにやらゴソゴソする怪しい影。

一人ブツブツ何かにとり付かれたように「これでいくか?」とか「これで○○してもいいなぁ」とかいいながら材料を作業場のほうに運んでます。

そしてなにやらコソコソとパイプを切ったり、板を切ったり。

こっそり覗いてみると・・・。

大砲?戦争でもはじめるつもりか?
的?

しばらくしたらこんなものができあがってました。

なるほどね、パンフレット台です。
何かのイベント用のようです。

で、今日気が付くと・・・

なんか手紙のようなものが・・・・
近づいてよく見たら、なんと!

サンタクロースポストじゃねーし!

しかも2台って!!!


きっとエースライダーの仕業です、いい夢見てほしいです。


とうとうMotoGPの最終戦も終了し、バイクレース界もシーズンオフ・・・。
とか思ったら大間違い!

今週末は、MiniMotoオープン4耐が行われますし、今月末には、サンデーオートバイレースの締めくくりのNGK杯があります。http://www.suzukacircuit.jp/sundayr/index.html

そんなこんなでまだまだシーズンは終わらない。

2011年11月3日木曜日

こんなことや・・・。

タイヤを鳴かせながら、交差点を曲がって行くハイブリッドカーを見て、なんか釈然としない気持ちに包まれる今日この頃、いかがおすごしでしょうか?

最近ちょこちょこっとしたカスタムっぽいことをさせていただきました。
純正のマフラーステー兼タンデムステップホルダー。
超スーパースポーツを売りにしている車輌だけにタンデムシートはとても使えるような形状ではない。
ということでマフラーステー製作。
元がかっこいい車輌なのでデザインにも気を遣って・・・。



こんなふうになりました。
「黒が多い車体にアルミ色はちょっと似合わないかも・・・。」と思ってましたが、取り付けてみるとタンクやカウリングのカラーが渋いシルバーだったので、良い感じでなじんでました。


と、こんなこともやってますって紹介でした。

ワンオフパーツ、作るの大変だけどさりげなくかっこいいかも・・・。

2011年11月1日火曜日

ピンゾロ

11月になってしまいました。
きっと10日後にも同じようなタイトルでブログを書いているでしょう・・・。

全日本選手権も無事に終了、悲喜交々だと思われます。
個人的に最も注目していたJ-GP3クラスも優勝は2ストに乗る若いライダー、チャンピオンは4ストに乗るこれまた若いライダーと、終わってみれば「よかったね~」といえる結果だったと思います。

バトルファクトリーはチーム員がスポット参戦で、なんとかポイントをゲット!さすがに長年鈴鹿を走っているだけのことはあります。
おそらく今回トップ争いをした2人の若いライダーが生まれる(ずっと)前から鈴鹿サーキットを走っているはずです。

今回、2スト最後ということで2ストに乗るライダーの有志が、ステッカーを配ってました。
しかし、地方選手権ではまだ2ストが出場可能なので「グッドバイってなんやねん!」ってことで

GOOD2STROKEにして走行。
バトルのエースも「来年もRS125であばれてやる」と鼻息荒いです。

全日本での最後のレースということで、結構昔を偲んで、という感じのお客さんも見受けられました。
昔ライダーだった友人が「2ストの方がレーサーって言う音しててかっこええのになぁ」ってつぶやいてました、まったく同感ですが時代の流れなんでしょうね。
ここで昔にしがみついていては時代に乗り遅れてしまいますのでしっかり波には乗っかっていきたいです。

とはいっても地方選ではRS125が使えますし、オートバイの基本的なことを学ぶのにはうってつけの車両だと思うんですよねぇ。
ミニバイクからのステップアップには最適!
おそらくこれからRS125の中古車が多く出てくるだろうから、これは狙い目かもしれませんよ。