2013年5月31日金曜日

A.D.C.番外編

梅雨の中休みの晴れ間は洗濯を一杯したくなる今日この頃、いかがおすごしでしょうか?


鈴鹿サーキットでは今日明日のスポーツ走行にあわせるように梅雨の中休みのようです。
きっと皆さんの日頃の行いがいいんでしょうねぇ~ww


さて、昨日まで連日の更新でお伝えした「A.D.C. R2」ですが、まだちょっと続けちゃいます。



彼がRACE1で優勝したKhairul Idham Pawi君(マレーシア)です、今年のA.D.C.ライダーの中では最年少の15歳だそうです。
ちょっと写真じゃわかりにくいですが、髪形が尾野弘樹君と同じです・・・。
だから今年はまだ、この髪型のライダーしか勝ってません!
次のレースでこの髪型のライダーが増えてたらおもしろいんだけどなぁ~。


髪型と言えば、マレーシアラウンドでは普通の髪型だったゼッケン2番のNakarin Atiratphuvapat君。(タイ)
インドネシアでは丸坊主になってました。

どうして丸坊主なのかを聞いたら、両手を合わせてお祈りのしぐさ。
どうやらお坊さんになったのかお坊さんの修行を始めたらしいです、お昼ご飯の時は袈裟みたいなのを身に着けていました。

今回のインドネシアラウンドの主役であろうと思われたゼッケン3番のM.Dwi Satria君(インドネシア)

金曜日の朝からずっと取材攻めだったのでプレッシャーに負けたのか、それとも他のライダーのあまりにも執拗なマークに集中できなかったのか、4位と6位と言う結果になってしまいました。

でも地元ではほんとにスターみたいですよ。
持ってる持ち物に結構自分のオリジナルキャラクターがプリントされた物が有ったり、インナースーツなんかにもオリジナルのプリントが大きく入っていたりします。

他の選手もオリジナルステッカーがある選手も結構います、それぞれの国でかなりの成績を残しているライダーが多いんでしょうね。


サーキットのパドックでは何故か露天がでてました
ウエアとかブーツとかのほかに、スタンドやマフラーも売ってます。

すごいのは、これが意外と売れてるみたいなんです、パドックの中をスタンドやマフラーを持った人が歩いてるんだもん・・・。


こっちは飲食店。左のとんがりテントの方は近くのホテルがやってるみたいでした。

この彼はA.D.C.のメカニックの一人です。
マレーシアラウンドのRACE2の前に「雨はCBRカップが終わったあとにしか降らない」と断言した張本人、ちゃんと仕事してます。
彼等A.D.C.スタッフが通常メンテをしたバイクがサーキットに持ち込まれてきます。
くじ引きでバイクが決まるまでの整備は彼らがやってくれているんです。


どこでも大人気な中野真矢さん、この時はファンの人が持ってきたレプリカヘルメットにサインをして記念写真!
「え~!サインなんてしちゃっていいんですか?」っておっしゃってましたが、ファンの人は大喜びしてはりました。
マレーシアのレースの時はスターティンググリッドでオフィシャルがヘルメット持ってきてサインを求めるくらいの人気です。


今回のレースからスクリーンに名前と国旗が入りました。
でも、尾野弘樹君はONOだけど黒木玲徳君はなぜかREITOKUなんだなぁ~。

我々が他の国の選手の名前がどれが苗字で名前なのかわかんないように、他の国から見ればどっちが苗字でどっちが名前なのかわかんないのかなぁ。


RACE2の表彰台

2位はインドネシアの選手、3位はタイの選手。

2位の選手の名前がアナウンスされると観客席から大声援!
でも、1位の弘樹君の時はまばらな拍手のみ・・・。

くそー!勝ったのに2位の選手の方が歓声が多いなんて・・・、やっぱりアウェイです。


今年は日本で2回もアジア選手権が行われるのでホームレースが2回あることになります。

しかも鈴鹿とオートポリス、鈴鹿は元BATTLE FACTORYの尾野弘樹君の地元、オートポリスは宮崎県出身の黒木玲徳君の地元、とどちらもホームタウンレースです。


これは是が非でも応援に行かないとだめでしょう?
で表彰台に立つ日本人選手に割れんばかりの大声援を!

噂では、鈴鹿のレースは遊園地入場料で見れるとか・・・・。
未確認情報ですのではっきりはしていませんが、あくまで噂です・・・・・。

皆さん今から予定を立てておいてください。
海外から来た選手達に「やっぱ日本はスゲーや!」って思わせましょう!

SS600には8人、アンダーボーン115には1人、アジアドリームカップには2人の日本人選手が参戦しています。

2週連続のレース開催なので2戦ともって言うのが本当は一番嬉しいんですが、中々そうも行かないでしょうから、どちらかだけでも現地に行って声援を送ってください。

全日本ともMotoGPともちょっと違う、熱いレースなのです。

是非是非、よろしくお願いします。



LET’S ENJOY RACING!!


2013年5月30日木曜日

A.D.C. R2 インドネシア その後?

梅雨になっっちゃったんで今週末の九州地方の天気が気になって仕方が無い今日この頃、いかがおすごしでしょうか?


山の上のサーキットなので霧とかガスとかが邪魔をしなければいいんですが・・・。


A.D.C.R2その5(後)をどうぞ


「A.D.C. R2 インドネシア、セントゥールの空はことのほか青い!」


明けて月曜日、今回は月曜日の夜の便で日本へ帰るのでちょっとのんびりさせてもらいました。

ゆっくり目に起きて朝ごはん、ホテルのレストランのビュッフェです。

お昼にはちょっと離れたところにあるショッピングセンターで食事をする約束をして、それまでなにしようか?



ホテルの庭から見る景色はとっても心地よいです。


プールで泳ぐ?それもいいかも。
しか~し弘樹君と私が選んだのは

サイクリング!

ホテルに自転車のレンタルがあって「幾ら?」って聞いたら、「FREE」ということだったので即決定!
ろくに言葉も通じない二人でサイクリングしてきました。
あんまり時間も無かったので遠いところへは行けませんでしたが(時間が有っても遠くに行く勇気は無いです・・)天気もよくって非常にここちよかったですよ~。


弘樹君は自転車に乗るとどうしても
こうなってしまうらしく

普通の道路でこんなことするもんだから、車やバイクが物珍しそうにゆっくり横を走るので、ある意味ちょっと怖かったりもします。

ほんの少しの時間でしたが楽しませていただきました。
あっ!でもこれ私は仕事ですからね!あくまで出張中ですので・・・・。

仕事も楽しんでやっていると解釈していただけると良いかと・・・・・。


お昼は近くのショッピングセンターのレストランで、ここではじめてホテル以外での食事になりました。
何より感動したのは、ジュースがメチャクチャおいしかったこと。
スーパーで買ったこのジュースもおいしかったけど
それをさらに上回るおいしさでした。


食後はショッピングセンターをうろうろして、お土産なんかを買って、よき時間まですごしホテルへ・・・。

3時までホテルの部屋をキープしてくださったありがたい方のご厚意で、非常に有意義な月曜日です。

その後、とある方と夕食を食べるために空港近くのレストランへ。
2台のタクシーに分乗して行くわけですが、やっぱり渋滞はしてるは割り込みはあるは、クラクション鳴らすは、パッシングするはでヒヤヒヤドライブです。


で、到着したレストランでインドネシア料理をたっぷり頂き、もう満腹!
これまたかなり美味しかったです。

野菜嫌いの弘樹君もガツガツ野菜をたべるほど・・・。
どうもごちそうさまでした~。

あくまで仕事です・・・・。


そのあとは飛行機で日本へ。
富士山綺麗でした。



いやいや、まだ仕事中ですからね・・・・・。


とまあこんな感じでA,D.C. R2 インドネシアラウンドは終了です。

今回もいろんな方のご尽力により、楽しくレースをさせていただきました、この場を借りてお礼申し上げます。

そして今後ももっと楽しませてください!あくまで仕事としてですよ!



LET’S ENJOY RACING!!



2013年5月29日水曜日

A.D.C. R2 インドネシア その4

例年より10日以上早い梅雨入り宣言にとまどいを隠せない今日この頃、いかがおすごしでしょうか?


気温が低めなのであんまり梅雨って感じがしませんが梅雨になったって言うんだから梅雨なんでしょう。
早く梅雨入りしたから梅雨明けも早くなってくれるんだろうか?そうじゃなきゃ梅雨が長いのはちょっといやだなぁ~。



A.D.C.の続きです


「A.D.C. R2 インドネシア、セントゥールは容赦なし!」



サーキットに近いホテルになったので、朝の集合も心なしかゆったりした気分の日曜日。

集合時刻にちょっと遅刻のインドネシアチーム、余裕ぶちかましてます。


今回はホテルとサーキットの送迎にアテンドが付かず彼等がガイド役みたいなもんなんで、彼らが乗るまでバスは発車しません。

車窓の景色をゆっくり楽しむ間もなくサーキットに到着、近!


朝のウォームアップ走行もギリギリトップタイムでここまで全てのセッショントップを維持。

どうみても7~8台の集団でのレースになることは免れなさそう。

実力的には逃げれそうなんだけれども、コースレイアウトと路面状態のせいでこんせんになっちゃうんだろうなぁ~、って感じです。


で、レース時刻が迫ってくるわけですが、弘樹君ミョーにナーバスになっているように見えます。
まあ、去年のレースで大クラッシュしているサーキットなんで仕方ないんでしょうけれど・・・。

一応、レースに対してちょこっとだけ自分の考えを言ってRACE1開始です。

レースが始まるともうビックリ!
7~8台どころか数えてみたら14台のトップ集団!

18台中の14台がトップ争いをしています、遅れた4台も序盤に接触か何かがあって遅れたみたいで下手すりゃ18台でトップ争い、なんてことになったかも・・・。

そういえば「今年のA.D.C.はライダーのレベルが高くなった」って誰かが言ってたけど・・。

とにかく14台は多すぎるので、もう少しバラけてくれないかと期待してみてもなかなかバラけないし。
残り周回数はどんどん減って行くしでハラハラしっぱなしですわ!

もしこのままで最終ラップにミスをしたりで集団の最後になったらポイントは2ポイントしがゲットできないことになってしまうので、もう本当に祈るような気持ちでサインボードを出していました。

「どうか冷静に~、無理することなくぶっちぎってこい!」
と思った最終ラップ、さすがにラストスパートで8~9台くらいに優勝争いは絞られたものの9台が一繋がりで立ち上がってくる最終コーナーは鳥肌もんでした。


セパンでもそうだったんですが、コントロールラインとピットがとても離れているのでチェッカーの瞬間はこちらからはまったくわからないのでアナウンスが頼りです。

アナウンスが良く聞き取れないけど、モニターを見ていたマレーシアのスタッフが大喜びをしているのでどうやらマレーシアの選手が勝ったみたいです。

モニターを見ていた日本人スタッフが指を2本だしているので2位だとわかりました。
ん~、まあ良かったよかった。

優勝したパウィ選手と9位の黒木選手のタイム差が0.41秒と言う接戦でした。

帰ってきた弘樹選手、悔しそうですが少しほっとしているようにも見えてちょっと安心。
あんまりここで熱くなっても困るんでね。


表彰台下で日本人のフォトグラファーとちょっとお話。
「あの展開で2位ならオッケーでしょう」と俺
「あの展開で勝つとカッコいいんだけどなぁ~、レース2期待してるから」とフォトグラファー



で、RACE2にむけてちょっとミーティング。
「もうちょっと集団を小さくできない?」
「序盤でもっと集団を引っ張って、バラけさせれない?」
などといってみたものの、できるんならやってるよなぁ~。


弘樹選手はランチのお弁当も食べずに作戦を考えているんでしょうか?
私はガッツリ食べましたよ、インドネシアは意外と食べ物おいしかったです。


そんなこんなでRACE2



スタートからRACE1と同じような展開。
逃げようとしても長いストレートでスリップストリームを使われるので集団のまま。

やっぱり最終ラップ最終コーナー8台ひとかたまり。
遠いからアナウンス頼り。

弘樹選手の隣の選手がガッツポーズしてるけど、アナウンスは「ヒロ~キオノ~!」を連発しているので勝ったみたいですがな!

ヨッシャー!あの展開で勝てるなら本物でっせ~!





本人は勝ったかどうだかわかんないので喜んでいいのかわからずゆっくり1周してきて、車輌保管場の1位の場所が空いてたのを見てはじめてガッツポーズを見せていました。

あ~、よかった~。

レース2は8位の選手までが0.682秒差でした。

ある意味2レースともブッちぎったセパンよりも嬉しいし、インパクトも強かったと思います。

それにしても他の国の選手の成長と貪欲さには驚かされます、日本で走っている選手に最も見習って欲しいものがアジア選手権にはありますね。


で、レースの後は片付けです、もちろん優勝したからって片付けはしなければなりません。


他のメンバー達と楽しく撤収作業中。


片付け終わって、レース後ミーティング。
次戦インドに向けての準備だとか、注意事項を言ってくれているんですが・・・。
突然のスコール&雷。

バスの運転手さんも運転を嫌がるほどのスコールです。

昨日までも毎晩スコールはあったんですが、こんなにはひどく降りませんでしたよ~
今までの人生の中でこんなに土砂降りなのを見たことがありません。

ホテルに着いたものの、ホテルの前の道が川のようになっています、仕方が無いので全員靴を脱いで道を渡ってホテルのロビーへ・・・。
ホテルの床がツルツルの石の床でよかった~。


今日もまたホテルのレストランで晩飯、まあ土砂降りなんでどこかに食べに行くなんてのもむりですけどね。

と無事に第2戦も終了し2位に38ポイント差のランキングトップです。


LET’S ENJOY RACING!!

まだまだ続くかも・・・。

2013年5月28日火曜日

残念なニュース

海外からまた残念なニュースが入ってきてしまいました。

マン島TTに挑戦していた松下ヨシナリさんが予選中に転倒し亡くなられたそうです。

直接ご本人を存じ上げているわけではないですが、非常に悲しく残念です。

ご冥福をお祈りいたします。




日本のメディアはモータースポーツのニュースは良くないことしか大きく取り上げてくれませんね。
特にオートバイの事となるとよけいにそう感じます。

もっともっとオートバイとモータースポーツの文化的な地位向上を目指していかないと・・・。
少しずつでもいいから、昨日より今日、今日より明日。

ほんの少しでも力に成れればなぁ~、と思わせられました。


というわけで、今日はこれにて失礼致します。

2013年5月27日月曜日

A.D.C. R2 インドネシア その3

HRCからのこんなニュースにミョーに心躍ってしまう今日この頃、いかがおすごしでしょうか?

こんなバイクに日本人が乗って活躍してくれるとメチャクチャ面白いんですけどねぇ~。



A.D.C.の続きです

「A.D.C. R2 インドネシアセントゥールサーキットはとにかく暑い」

前回の最後で「爆睡」とか書きましたが、実際にはネット環境の悪さにあきれてフテ寝の間違いです。


やっぱり5時前のお祈りの歌に目が覚めて今日もご機嫌斜めな朝。


もう少し音量を下げてくれるといいんだけどなぁ~。

で、今回はなにかの都合でホテルが変わります。
なので、今日はサーキットに全ての荷物を持っていかなければなりません。

当然大きなバスが迎えに来ると思っていたら・・・。
荷物を積み込む場所が小さいバスがお出迎え・・・・・。

仕方が無いので、最後列と通路にも荷物を積み込んで出発!
道中山積みされた荷物が崩れないかとハラハラしながらサーキット着!

例によって朝ブリーフィング。
前回のセパンサーキットにはエアコンの効いた部屋がピット裏にあったのでブリーフィングも涼しかったのですが、今回はピット裏のテントでブリーフィング、暑いです。


今日は午前にFP2と午後は予選。

午前の走行でもセッティングを探っていきますが、なにせグリップしないギャップだらけの路面に苦労します。
それでもなんとかトップタイム。



予選では「これ決勝?」って言うくらいにマークされてアタックできない様子。
「混んでるからピットイン」とピットスルーでなんとか凌いで今回もポールポジションゲット!

予選後には恒例のインタビュー。

おおっ!ちゃんと英語で応えてる~、やるねぇ~。

でもちゃっかりカンペも用意してあるけど・・・。www

予選のタイムを見てみると、7~8台くらいのトップ争いになりそうです。



夕方になり「さすがに夕方は涼しいなぁ~」と温度計を見たら
でした・・・・、感覚が少しずつおかしくなっているようです。

そしてホテルへ・・・。

すっかりリゾートなホテルです。

ADCメンバーがいっぺんにチェックインなのでとても時間がかかります、いろんな国から集まってますから・・・。

並んで待っているのも何なんで、座って順番待ち。
フロントが屋外って言うかオープンなので暑い・・・、いや涼しくないというべきか・・・。

で、夕食はホテルのレストランでナシゴレン~。
ここのレストランの従業員さんに日本語を話す人がいて、なぜかその人に「ブチョーさん」とよばれましたが、わたしゃーバリバリのヒラですよ!

トロピカルムードの部屋に荷物を広げてネットにつなげると、ここはとっても快適なネット環境。

ツインのベッドが異常に近い位置にセットされている以外は快適です。


そんなこんなで、おやすみなさい・・・・。


続く!


LET’S ENJOY RACING!!


2013年5月25日土曜日

A.D.C. R2 インドネシア その2

このまま夏になっちゃうんじゃないかと思わせる陽気の今日この頃、いかがおすごしでしょうか?


今日は夕方から少し涼しい風が吹いて、暦どおりな感じになってきました。



早速ではありますが、昨日の続きです。

「A.D.C. R2 インドネシアの朝はやたらと早い」


飛行機内でウトウトしたせいで夜なかなか寝付けなかったところにもってきて、朝の5時少し前に大音量でお祈りの歌が流れ、すっかりご機嫌斜めなジャカルタの朝。


早く目覚めちゃったのでテレビでも見るか、とつけては見たものの現地の言葉なのでさっぱり理解不能です。

でもスポンジボブの放送を見たときは少し感動しました。

なんたって今回家に財布を忘れてしまったので、お金を入れる入れ物はマレーシアで買った外貨用財布のみですから・・・。


とまあ、妙な縁に感動しつつセントゥールインターナショナルサーキットへ。


サーキットへ向かう道中も反対車線は激しく渋滞、ジャカルタ市内からセントゥール方面は比較的空いてるので助かりますが・・・。

数十分でサーキット着。

まずは朝のブリーフィング、ここでいきなりのサプライズ!
A.D.C.ではレース後各マシンのセッティングをスタンダード状態に戻さなければならないのですが、前戦マレーシアのレース後スタンダード状態になっていない車輌が多くあったらしいです。

そこでスタンダード状態になっていなかった車輌を使用していたチームにペナルティーとして200ドルの罰金がいいわたされました!
もちろん我々はちゃんと元のセッティングに戻していたので問題はありませんが、18チーム中7チームが罰金を払うことになったようです。

いや~怖い怖い、200ドルって日本円だったら約2万円!
まあ、払えって言われても財布忘れてきてるから無理ですけどね・・・。

その後くじ引きで決まった今週使うバイクに尾野弘樹用のカウルを取り付け走行準備な訳ですが・・・。
車輌に少し問題があって我々だけ作業できず。
なんとか修復してもらい時間ギリギリセーフ!
ガソリン補給の時間が決められているのでちょっと焦りました~。

でも、その後は午前は走行が無いので時間はたっぷり余裕なんですよね。

そんな時間を利用してギャップがひどいと言われているサーキットの路面チェック!
うーんひどい。


結構危なそう・・・。

そんなこんなで午後の走行、とりあえずは路面と車輌のチェックから。
コースは一部補修はされているものの、去年より悪くなっているらしい。
バイクの方は「ギャップが多すぎてなにがなんだかわからない」らしい・・・・。

こりゃ~相当苦労しそうだ!と覚悟を決めても方向性すらよくわかんないので、まあお気楽にいきましょう~、一応今回もトップタイムだしね。

走行後タイヤを交換してもらうためにA.D.Cスタッフにホイールを預け、その間にサスセット等等。

タイヤ交換が中々終わらないのでどうしたのかなぁ~と見に行くと、どうやら後回しにされていたようで「もう今日は終わりだから明日にしろ」だって。

ホテルに戻るバスの出発時刻が決まっているので仕方なく作業途中でホテルへ・・・。
くそーなんだか俺の手際がわるいみたいじゃんか~。

まあ、気にしても仕方ないのでホテルへ戻って、飯食って、シャワー浴びて、爆睡~。


つづく。


LET'S ENJOY RACING!!

2013年5月24日金曜日

A.D.C. R2 インドネシア 

朝のニュースや天気予報で「気温が高くなるので熱中症に注意してください」と言う言葉が聞かれる様になってきた今日この頃、いかがおすごしでしょうか?


BATTLE FACTORYは年中レース熱中症なので注意のしようがありませんが、水分補給と適度な休憩は欠かしません。



さて、先月に引き続きアジア選手権第2戦に行ってきましたのでその話しおば・・・。



「A.D.C. R2 インドネシアは赤道の向こう側」

5月16日早朝、またもやセントレアへ向かう車中に私はいた・・・。
しかも今回は同乗者が多い、きっと前回「沖縄へ行きたい」などと書いたため逃亡されてはいけないという危機感からだろう・・・。


とまあ、今回も車で送ってもらって空港へ、ちょっと余裕こいていたら搭乗時刻ギリギリで搭乗口カウンターの係員さんが途中まで迎えに来てくれてました。
乗ったらすぐさまドアが閉められ成田空港へ。

成田の乗り継ぎもあんまり時間に余裕が無く前回のようにラウンジでマッタリということもなく両替や免税店めぐり?コーヒーショップでドーナツ?

と余裕をかましすぎ、気が付いた時には搭乗が始まってました。

機内ではひたすら映画鑑賞しながらウトウトなわけですが、2本目にみたマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」ではウトウトどころか興奮して目は冴えるし、財布を家に置き忘れたことすら忘れさせてくれましたとさ・・・。はい財布忘れましたが、なにか?



興奮も覚めやらぬ中、赤道上空。
窓から赤い線を探すもみあたらず、「赤道ってきっと赤い色じゃないんだ」と一人納得。

そうこうしているうちに、インドネシアのジャカルタにあるスカルノハッタ空港に到着~。


ここからタクシーでホテルまで移動なわけですが、今回同じ飛行機だった黒木玲徳選手御一行といきなりはぐれてしまい、同じタクシーに乗ってタクシー代節約という目論見が脆くも崩れ去ってしまいました。

仕方なく4人で乗るためにちょっと大きめの車をお願いしていたけれど、小さい車に・・・・、なんてことは無く、もうお金は払っちゃっているので、大きい車に2人で乗車。

空港からホテルまでは20kmくらいと聞いていたけどジャカルタ名物の大渋滞!
運転手さんに「いつもこんなに渋滞してるの?」って聞いたら「いつも渋滞してる、朝も昼も夜もついでに夜中も渋滞してるよ」だって、大げさだと思っていたら夜中の1時位でも渋滞はしてるらしい。

割り込み、幅寄せ、クラクションとパッシングのなかをかいくぐる様に走るアンダーボーンバイク。
危なくて見てられませ~ん!

この国での運転は私には無理です(キッパリ!)

たっぷり1時間以上の危険なドライブの末ホテル到着!

空港ではぐれた黒木選手達はちょっと前に到着してました、どうやら荷物検査後の出口で左右別の出口に出てしまっていたみたいです、とにかく無事に着いてよかった~。

そしてホテルで晩飯。
なんかよくわかんないのでテキトーに注文!
まあ大体予想通りのものが出てきて安心、でも思ったより高いぞ~。


後は部屋に帰って、明日からの準備をして就寝。

高級そうなホテルだけど、エアコンがしょぼいのかちょっと湿っぽいです・・・。
しかもインターネットの繋がりが悪く、回線速度もちょっと残念でした。

とはいっても、ぜんぜん私には贅沢なんですけどね!


今日はこの辺で失礼します。

LET'S ENJOY RACING!!

2013年5月10日金曜日

最近思うこと・・・。

突然「夏日」って言われてもまだ暖房器具を出したままな今日この頃、いかがおすごしでしょうか?


先日友人の家にお邪魔したときもファンヒーターをいつ片付けるかという話題で盛り上がってしまいました。



ちょうどその時に、「今年のゴールデンウィークは寒い」とか「潮干狩りに行ってもまだ水も冷たいし貝も小さい」と言う話題でしたが、その2日後には「夏日」でした。

ことしは「春」らしい春がなく冬から急に夏なんでしょうか?
長期予報では今年の夏は記録的な猛暑になるかも、なんて言ってるし、なんか気候がおかしくなってきているんでしょうかねぇ?





前置きはこのへんで、

アジアドリームカップ(ADC)に行って見て思ったんですが、日本で走っているCBR250Rってめちゃくちゃレベル高いなぁ~ってこと。

ADCのCBR250Rはワンメイクなのでハンドル、ステップ、マフラー他全てが同じものを使っています。
だからライダーによっては「ハンドル位置がもう少し近ければいいのに」とか「ステップの位置がもう少し高ければ力が入りやすいのに」っていうことがあると思うんです。
もちろんハンドルもステップも微調整は出来ますが調整範囲は限られてますから、自分のベストポジションで走れない場合も多いと思います。
他にも、フロントフォークオイルも純正の指定のものしか使えません、リアサスペンションこそNSF250R用と同等の物が標準ですが、CBR250R用に専用設計ではないと思いますのでダンパー調整機能がついているだけ、という印象です。


それに対して日本では、ハンドルもステップもマフラーも自由に選ぶことが出来てベストポジションで走行することが出来ます。
さらにはフォークオイルの銘柄や番手までチョイスできます。
セッティングの幅が広いっていうか、選択肢が一杯あってそのなかから自分に合った物を選べばいいんですよね。

すでに多くのライダーが試行錯誤の末いろんな「これがいいよ」っていう部品とかセッティングがあるようです。

FIマップなんかにしてもいろいろ試行錯誤して「このコースはこれ!」とかがあるんでしょうね?


とてもバイクをセットアップする楽しみがありますよね?

逆に言うと、セットアップを積極的に進めた人とあまり積極的にしなかった人の差がめちゃくちゃ大きいのかもしれません。

その差をライダーのテクニックで埋めれるのかどうか?

っていうのも見所だったりするんですが・・・。


というわけで、サンデーロードレースです。


見所満載の各クラス、楽しみです。


LET'S ENJOY RACING!!!


最後になってしまいましたが

BATTLE FACTORYは5月13日月曜日、お休みします。

よろしくお願いします。