2014年1月30日木曜日

久々の

パラパラッとすることは結構あったけど、ちゃんと雨らしい雨は久しぶりな今日この頃、いかがおすごしでしょうか?

昨日までが少し温かかったので、今日の雨が一層冷たく感じます。



さて、無理やり引っ張った前回の話題、浅いバンク角について。

簡単に言っちゃうと、スピードに見合ったバンク角を限界まで突き詰める!っていうことなんですが

そんな事はわかってる!
と言われるかと思われますが、私の見る限りフルバンクじゃない時のスピードをグリップの限界付近でコントロールする、って言うことを考えて走っているライダーは少ないです。

2013年の尾野弘樹選手は減速時のこのバンク角とスピードのコントロールが他の選手と比べると1枚上手だったようです。


鈴鹿大会の時に地元のプロフォトグラファーの方が「サンデーレースの時とラインもスピードも違うから最初は戸惑った」とおっしゃってました。

この言葉に大きなヒントが隠されていると思います。

バンク角が浅いからラインが変わるしスピードも変わるんです。



尾野選手曰く
「もう少しバンク角があるバイクで条件が整えば、鈴鹿の東コースで59秒台が出せる」
だそうです。

実際にはバンク角が深くなるとその他の部分で問題も出てくるのでそう簡単ではないでしょうが、4輪と併催でタイヤラバーが路面を覆う中での1’01.340と言うタイムからするとあながち夢のタイムでもなさそうな気がします。

まあ、その条件というもののうちに1’00.前半で走る誰かが必要な気がしますが・・・。


個人的には一度本気のタイムアタックをしてもらいたかったです。

ということで、今日はこの辺で

LET'S ENJOY RACING!

あれ?なんだかまとまってな~い。
これからもチョコチョコと・・・・。


2014年1月27日月曜日

冬季!

まだまだ先の話だと思っていた冬季オリンピックソチ大会ももう目前になってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

時差の関係でまた寝不足の日々がやってきてしまいそうです。


冬季と言う事であまりブログのネタもないのでバッチリ更新をサボってしまおうかとも思いましたが、せっかく去年A.D.C.に行かせてもらっていたのでA.D.C.と日本のCBR250R DREAM CUPとの違いを踏まえたうえで、CBR250Rの事をちょっと語っていこうかと・・・。

未だに2014年モデルの発表がないので、ヤキモキしている方も多いと思いますが、皆さんの今後のレース活動に少しでも参考になれば、と思います。


ご存知のようにA.D.C.で使われていた車輌には専用のリアサスペンションとフロントには専用のシートパイプが組まれたフロントフォークが使われていて、日本の車輌とはダンピング特性が違っています。
ただフロントサスペンションのダンパー調整機能が無いのはSTDのままです。

リアサスペンションはユニット自体はNX7と同じ物だと思われます、ダンパー調整もCOMP,TENTION両方調整できるようになっています。
もちろんスプリング調整は無段階で調整可です。

で、ここからが重要ポイントですがフロントフォークの突き出しがSTDから+10mm(インナーチューブの線がトップブリッジの10mm上)
更にリアサスペンションの全長が300mm(STDは多分295mm)と言う車体姿勢がA.D.C.の基本姿勢です。
それにフロントに8.0N/mm、リアに110N/mmのスプリングが組まれます。
フロントのプリロードは3mm、イニシャルが0の時で8mmスプリングは縮められていますがこれは調整できないので覚えとくだけで良いです。

リアのプリロードは8mm、COMPは最強から5クリック戻し、TEN.は最強から7クリック戻し。

これで気が付いてもらえると思いますが、むちゃくちゃ前下がりの姿勢です。

去年A.D.C.に参戦していた黒木選手は国内でもこの姿勢で走ってみたそうですが、走れたもんじゃなかったらしいです。
ダンピング特性がSTDのサスペンションとは違っているので出来る姿勢なんだと思います。

フロントが10mm下がって、リアがサスで5mmと言う事は、ちょっとリンク比がわかんないから正確じゃないけどシート高で10mm以上は上がっているはず。
この前のめりなバイクをしっかり落ち着かせるためのサスペンションなんです。

そんなバイクならタイムが出て当たり前!と思っているとそうじゃないんです。

A.D.C.で使用されているハンドル、ステップはRACING BOYと言うメーカーの物で、ステップの位置が日本国内で市販されているステップキットとは比べ物にならないくらい低い位置で前方にあるんです。

この画像でステッププレートの取り付け位置とステップバー、ペダルの位置関係を見てもらえればどれほど低くて前にあるかがわかると思います。
つまりバンク角が非常に浅いんです。

これはライダー育成と言う観点からの狙いでこういう仕様になっているそうです。



きっと国内で走っている方はサイドスタンドのステーは切り落としている方が多いと思います、バトルファクトリーのコンプリートも初めからサイドスタンドステーは切り落として販売しております。

でもA.D.C.のバイクはサイドスタンドステーはついたまま、それを覆うようにアンダーカウルがついています。
そのアンダーカウルも時々ギャップで擦るくらいで、それより先にペダルが擦ってしまいます。

つまりタイヤのグリップに頼って、深いバンク角を維持しながら旋回する、と言う走り方が出来ません。
日本国内、特にミニバイク12インチのクラスから乗り換えると戸惑ってしまうと思います。

海外のサーキットはあまり路面のグリップが良くないのでバンクさせられないんですよね・・・・、っていうのはMotoGPのマルケス選手のバンク角を見ると説得力ないよなぁ。


じゃあどうやって走ればタイムが出せるのか!

それはまた後日ということで・・・。答えが出るわけじゃないけどね!


LET'S ENJOY RACING!

2014年1月23日木曜日

イチ・ニ・サン!

年明けから続いた寒波もちょっとだけ収まったような気がする今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?


とはいっても1年で最も寒いといわれる時期です、風邪には十分注意が必要です。
うがい、手洗い、と十分な睡眠で風邪予防をしましょう。

それに加えて、最近のニュースをにぎわせているのは「ノロウイルス」、こいつにはどう対処していいのかが良くわかりませんが、やっぱり手洗いは十分にしないといけないようです。

あったかいお鍋料理やおでん、他にも美味しい物が多いこの時期、風邪などであまり食べられないというのももったいないので美味しいものいっぱい食べて、いろんな菌に対抗して行こうと思います。




今年もCBR600RR,CBR1000RRのレースベース車の受付が始まりました。


CBR600RRは2013モデルを継続販売ですが、CBR1000RRの方は2014年モデルということで、少しですが変更点があるようです。

どちらの車輌も台数限定の受注生産ですので、早めのご注文が良いかと思われます。

ご注文はBATTLE FACTORYまで!

発売日は2月14日(金)、受注は1月21日から始まってます、3月10日まで受付期間はありますが、早くしないと台数が・・・・、ってことになるかもです。


さらに、鈴鹿サーキットの「2014鈴鹿サーキットロードレース統一特別規則書」と言うのも発表になってます。

細かい部分ですが昨年からの変更点がある規則もありますので、よく読んでおきましょう。


やっぱり、CBR250R DREAM CUPのシリーズに2時間耐久レースが組まれているようです。
細かいレギュレーション等の発表が未だですが、非常に興味がありますね。
6月の初めなのであんまりのんびりしている訳にもいかなそうです。
こうなると2014モデルはいつ頃になるのか、まだアナウンスされていないのがもどかしいですね。

鈴鹿のサンデーロードレースは年間エントリーで前もって全レースのエントリー費用を払うとお得になる制度があるんですが、今年は4月に消費税のアップが行われるので、それ以前に支払っておけば更にお得!
しかも2戦目以降の受け付けが簡略化!といいことだらけ!

第1戦のエントリーは2月の中旬からなので、今のうちから計画を練っておかないと間に合わなくなっちゃいますよ。


そんな事を考えていると、もうレースシーズンはそこまで迫ってきているようです。
寒くて走れないときにはゆっくり炬燵の中で今年のレース計画を練りまくりましょう、きっとシーズンが始まったらゆっくり考えることが出来なくなってしまうでしょうからね。


それでは
LET'S ENJOY RACING!

アンド プランニング!

2014年1月20日月曜日

玉の輿?

大寒の暦通り厳しい冷え込みの今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

週の始まりの月曜日、今週も寒さに負けないように頑張りましょう!


昨日はここ鈴鹿でもほぼ1日雪が降りました。

昨日の雪は降るには降るんですがどんどん積もっていく感じではなかったので助かりましたが、工場の周りは歩くと「ギュッギュッ」と鳴るほど積もってました。


雪の多い所の方からすれば、積もったうちに入らないよ!って言うくらいの雪ですが、車の運転にも工場の周りを歩くのにも注意が必要で要らない力がはいっていたせいでしょうか、今日は肩こりです。


で、工場の作業なんですが・・・・。
吹きさらしの工場とか入り口が開放されたままの工場とは違いますので冷暖房の恩恵はかなり受けるんですけれど


こんな新聞に加工が終わった部品を包まなくったって・・・・・、って思ってしまいます。
温かく美味しそうなスキヤキ・・・・、「ちょっとお腹が減ってきたなぁ~」って言う時にこれを見せられたら、もうその後は仕事どころじゃありません!

業者さん、どうか部品を包む新聞紙は広告面を避けて、できれば経済面あたりにしていただけると作業効率的にも望ましいと思われるのでお願いします。



バイクとまったく関係の無い内容ですみません。


でも

LET'S ENJOY RACING!!

早く温かくなってほし~!

これは先日チームのエースが「これあげる」って置いていってくれました、黒みつ・・・・。
何に使えばいいのかは不明。






できれば壇蜜が良かった・・・・・・・・。

2014年1月18日土曜日

全国共通

センター試験な今日この頃、いかがおすごしでしょうか?

受験生の皆さん、実力を発揮できる事を願っています。
あと1日残っているのでしっかりと睡眠をとって挑んでください。



私が受験をした頃は「共通1次試験」って言う名前でした、もう記憶も薄れてしまうくらいの昔ですが・・・。
試験会場の学校が歴史のある古い学校だったので、とにかく寒かった記憶は今も残っています。
今の校舎は冷暖房も行き届いてるんでしょうか?



ところで、やっぱり少々ネタ切れ気味ですが、ちょっと気になることが・・・。

ちょっと前ですが、とあるサーキットの関係者の方が「最近スポーツ走行や走行会のお客様のバイクの液体漏れがよくあるんですよね」っておっしゃっているのを小耳に挟みました。

そういえば走行会を主催していらっしゃる方が同じことをおっしゃっていた事もありました。

「液体漏れ」
まあ、オイルか冷却水がほとんどだと思いますが、なかにはガソリン漏れって言うのもあるのかもしれません。

オイルだとエンジン、サスペンション、ブレーキ、水はやっぱり冷却水。

時々ですが「ちょっとオイルが垂れてきてるけど、これくらいなら問題ない!」って言う人がいますが。
サーキットでは液体漏れは厳禁です!(本当は公道でも良くは無いと思いますが)


実は去年のA.D.C.の最終戦カタールでエンジンの右側カバーのあわせ面からほんの少しオイルが垂れていました。
前日の走行終了後に全車クラッチ交換が行われていたのでその時の拭き残しかな?
ってことでカバーのボルトの締め付けチェックとウエスで綺麗に脱脂して走行。

走行後やっぱり少し垂れてるので、A.D.C.のメカニックに直してもらうようにお願いしました。(こういう作業も公平性を保つために我々ではなくA.D.Cのメカニックがやることになっています)

で、ここで心配だったのが、A.D.C.のメカニックが「これくらいなら問題ない」って言ってきたらどうしようか?ってこと。
それでも無理やり直してくれって言わなきゃだめだよなぁ~、わかってくれるかなぁ?って感じでしたが要らぬ心配でした。

良かった~、と胸をなでおろすと同時に「整備に関してはちゃんとしてるなぁ」って、その若いメカニックをちょっと見直しました。





フロントフォークのオイルシールから漏れたオイルがブレーキキャリパーにかかって、ブレーキが効かなくなったり。
エンジンから伝って垂れたオイルがリアタイヤにかかってスリップダウン。
なんてことも良く聞きます。

そんな事の無いように、日頃からメンテナンスをかかさず、サーキット走行を楽しみましょう。


寒さに負けずに


LET'S ENJOY RACING!!

2014年1月16日木曜日

もう中旬

寒波が居座って寒さが身にしみる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

この冬一番の冷え込みって言うのをあと何回経験しなきゃならないんでしょうか?
この冬は冷え込んでいるせいか、各地のスキー場は結構雪の状態が良いと聞きます、ウインタースポーツシーズンは真っ盛りですね!


新年のご挨拶から放置状態になってしまいました、全世界数千万人(?)のこのブログのファン(?)の皆様、大変申し訳ありませんm(_ _)m



冗談はさておき、ご好評のタイヤウォーマーリフレッシュキャンペーンですが、少し事情がございまして納期を多めにいただいております。
お申し込みの際に納期の確認をしていただき、もしも間に合わないようでしたら貸し出し品もございますので事前の貸し出し希望をしていただければ対応させていただきます。

ただ、貸し出し品も数に限りがあります(それほどたくさん用意しているわけではありません)のでご希望に添えない場合があります、その際はご了承ください。




タイヤウォーマーリフレッシュキャンペーンの対応に忙殺されているのも事実ですが、やっぱりシーズンオフと言う事であんまりネタが無いんですよね・・・・。といういいわけでもしておこう




シーズンオフと言えばいろんなチームの体制発表がありますが、昨日少し残念なニュースが入ってきてしまいました。
野左根航汰選手Moto2参戦を断念!

チームノリックさんには当社の製品を使っていただいていて、陰ながら活躍を応援していたので、今年は本当に楽しみでしたが、残念ですね。

きっとまた何らかの形で戻ってきてくれると信じています。



今後、いろんなカテゴリーのいろんなチームから体制発表があると思います、楽しみに待つ事にします。



それでは

LET'S ENJOY RACING!

2014年1月6日月曜日

スタート!

新年あけましておめでとうございます



旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年も昨年同様BATTLE FACTORYをご愛顧くださいますようお願いいたします。

そしてこの不定期、気まぐれなスタッフブログにも、ゆる~い感じで結構ですのでお付き合いいただけると幸いです。


さて、2014年も6日となり今日から仕事始めって方も多いんじゃないでしょうか?

BATTLE FACTORYも本日より通常営業いたしております。


長いお休みで寝正月を満喫した体のリハビリもそこそこに、と言うか昨年末にやり残した作業が溜まっているのでいきなり全開!

って言うわけに行かず、なかなか本来のペースにはなりませんね。
電動工具や切削機械を使う事が多いので、「あせらず効率よく」を心がけています。





年末に以前RS125の新車を取り扱った時の記事にコメントをくださっていた方がいらっしゃったので、こちらでお返事させていただきます。

RS125の新車は残念ながら残る在庫の2台とも売約済みとなっております。

まだ展示場には展示していますので、お時間が有ればご来店いただき、最後の2ストロークレーシングマシンを見て感じてください。


ただ、近日中に出荷準備に入ってしまう予定になっております、その場合ご希望に添えない事もあると思いますのでご了承ください。



これから始まる2014年のレースシーズンはどんな展開になるのでしょう?

全日本選手権の暫定カレンダーは発表されていますが、各チーム、ライダーの体制の発表もそろそろ本格的になってくるんじゃないでしょうかね?

それと気になるのはあのバイク・・・、うわさではいろいろ流れてきますが、早く正式発表されてほしいです。

他にも、正式発表待ちの事案が数々あるようなのでちょっと楽しみです。


とにかく今はシーズン開幕に向けての大事な準備期間ですので、皆様抜かりの無いようにご準備ください。




LET’S ENJOY RACING!


それではしつこいようですがもう一度

本年もよろしくお願いいたします。


2014年1月6日

BATTLE FACTORY スタッフ一同