2013年7月24日水曜日

A.D.C. R3 インド続き!

ゲリラ豪雨に注意が必要なわりに、水不足による取水制限が始まったところもあるというニュースも聞こえてくる今日この頃、いかがおすごしでしょうか?


ここ鈴鹿でも今朝はちょっと強い雨が降りました、耐久に向けての搬入のスタッフさん達はちょっと大変そうですね。

いよいよ真夏の祭典が始まりますが、その前にA.D.C. R3の続きを




道中もびっくりの連続なインドラウンドですがひょっとして
「とんでもない田舎のサーキットでやってるの?」
とか思ってないですか?


はっきり言って、都会の郊外にあるサーキットなんです!




チェンナイというところは人口12億人のインドの中で、第4の人口の都市なんです。
そのチェンナイの中心ではないですが都市部にホテルがあり、その郊外にサーキットがあります。

で、我々が歩いたりバスで移動するのはその中の大通りです、そこが


こんな景色で


こんな風なんです!

日本で人口4位と言えば名古屋市!

その名古屋に置き換えてみれば、中心部の伏見通りや久屋大通りとは言いませんが、さしずめ広小路通りにノラ牛がウロウロいて、特に何をするわけではない人々が座ったり、寝そべったりしてると思って間違いありません。

ほんとにすごい国です。


で、2日目サーキット


午前のFP2でチョコチョコとセッティングを変えながらの走行ですが、いまいちピリッとしない!

終わってみればまさかの3番手。
トップタイムは、昨日走行していないインドネシアのDwi Satria選手!
こちらがちょっとセッティングで手間取ったとはいえ、来ていきなりのトップタイムはちょっとショック。

走行後に聞いてみたら「このサーキットは以前に4回走ったことがある」そうで少し納得。
でも彼はどのサーキットでもコース幅をいっぱいに使い、とてもアグレッシブな走りを見せてくれる才能あふれる選手です。

午後からのQPにむけてちょっとセッティング変更。
それにしても暑い

気温40℃、路面温度56℃のなかQPスタート。
途中で更にちょこっとセッティング変えたりしてポールポジションゲット!

本人はもうちょっとタイムを削りたかったみたいだけどまあ無事で何よりです。

このサーキット、おそらくレースの行われていない時は、牛がウロウロしているんだと思います。
だってアスファルト以外の所には、カラッカラに干からびたなにかの糞がそこいらじゅうにころがってますから。
そんなサーキットなので、転倒してしまったら・・・・・・・。

考えただけでも気分が悪くなってしまいます。

だからと言うわけではないでしょうが、整備中も、ミーティング中も、はては食事中もまわりにはハエがいっぱいたかってくるんです。
SS600に参加している日本のチームの人が持ってきていた強力蚊取り線香をもらってピットで使ってましたが、やっぱりいっぱいハエは来ます。


暑いので皆テントのなかでぐったりです。

そんななかインドネシアのレース1で優勝したPawi選手はバイクを磨いてます。
彼は暇さえあるとバイクを磨いているので、彼のバイクはいつもピカピカです。
レースに対する姿勢っていうのがこういうところにもでてます、きっと彼はバイクが大好きなんでしょうね?


でもこの暑さって普通なのかな~?きっと普通じゃないんだろうなぁ~?
だって、地元インドの選手が体調くずしてるんだもんなぁ~。


翌日、決勝日。

今日もいい天気で、気温も上がりそう!

                                                           レース1、気温38℃!午前10時でこの気温はあかんのちゃうん?

序盤からレースをリード、ブッちぎるのかと思ったら追いつかれてヒヤヒヤでしたがなんとか優勝!

コメントを聞くとちょっときつそう。
レース2に向けて更にちょっとセッティング。

しかしあまりに暑すぎて、食欲もなく昼食は食べれませんでした。

で、レース2、気温42℃!路面温度58℃!


1周目の最終コーナーで1台が転倒、救助作業のため赤旗中断。
8周のレースで再スタート。
レース1とは違って、激しく順位は入れ替わるものの、ちょっと余裕があるのかな?ッていう感じで優勝!

いろいろあって精神的にも肉体的にもつらすぎるインドラウンドをダブルウィン!

よかった~。何より転倒がなかったのが一番!
泥だかウ○コだかまみれのバイクの修理なんて~。
やっぱり考えただけでゾッとします。


 


てなわけで、番外編はあるのか?


LET'S ENJOY RACING!!


熱中症には十分ご注意を!    

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