これからは一気に季節が進んでいくんでしょうね、体調管理っていうかいつまでも薄着で寝ていてはいけないですよね。
それでは記憶が消えてしまわないうちに。
「A.D.C. R5 オートポリスは試練の連続PartⅡ」
熊本は美味しいものがたくさんあります、しかも黒木選手のメカニックさんがホテルのある大津町にお住まいで、美味しいお店をいっぱいご存知なので晩御飯は連日うまいもんばっかり食べてました。
おかげでオートポリスから帰ってきたら2kgほど体重が増えてました。
今回泊まらせていただいたホテルは最上階に大浴場があるんですが、昼間の疲れでそんな余裕も無く、部屋のシャワーをささっと浴びてベッドへ・・・。
なわけですが
こんなベッドなんです・・・。
インドのベッドもダブルタイプで離れてはいなかったんですが、広さが違いました。それでも間にクッションで壁を作って寝てましたけどね。
このベッドは両サイドが壁なのでせまいっす!
ちなみに私はパンツ一丁の男と同じベッドで寝る趣味はありません!っていうか男とひとつのベッドと言うのが考えられない!
こんなことを言ってはいけないんでしょうが、二人で泊まるには荷物を広げる場所も無く狭いお部屋でした。
海外の広い部屋のホテルと違って、日本ではビジネスホテルだったせいでしょうがちょっとリラックスとは程遠い環境でした。プチ試練です。
まあ、とにかく疲れていたのでソッコーで暴酔でしたが・・・。
9月7日土曜日
変則スケジュールのため午前中に予選、午後にレース1があります。
予選前には必ず燃料を入れて車重を測らなければいけないのですが、今回はA.D.C.のテントの直ぐ横にガソリン補給テントがあったので楽チンです。
A.D.C.ではバイクとライダーの総重量が205kg以上と決められているんですが、その重量はガソリンの量で調整しています。
尾野弘樹はA.D.C.ライダーのなかでも最軽量の部類に入るので、ガソリンはいつも満タンスタート!
いよいよ予選スタート。
いつも通りマークされつつ、そのマークをかわしつつ、スリップストリーム使いつつのアタック!
ですが、昨日のタイムより悪いです~。
あれあれ?なんかおかしいぞ?
どうもいつもより無駄に力が入ってるような、ガンバル場所が違うような・・・・・。
結局金曜日に出したタイムも上回れず、予選3位。
今年初めてポールポジションを逃しました。
「まあ、3番グリッドの方が1コーナーのイン側やしええんとちゃうか?」
試練でしょうか?
で、予選が終わると皆が「尾野はどうしたんだ?」って聞いてきます。
今までのレースで当たり前のようにポールポジションを獲得していたせいで、周りの皆まで感覚が麻痺してきちゃってたんでしょうか?
いろんな原因は考えられますが、英語で説明するようなスキルがないので「ナーバスになってるんちゃう?」って言っといた。
っていうか、地元日本のレースだからって「海外でも勝って来てるんだから日本では勝つのが当然」みたいに言われるのが実はとても辛かったです。
その都度「海外でも紙一重で勝ってるわけで、どのレースも楽に勝てたわけじゃないんですよ!」
って言いたかったりしてましたけどね。
まあ、そんな簡単に行きませんよって言う試練ですよね。
そしてレース1。
予想通りの大混戦、しかもコースレイアウト上何が起こってもおかしくない。
さらに場内アナウンスがさっぱりレースの状況を伝えてくれない!
今まで海外では地元の言葉だったり、早口の英語だったりで理解しづらかったんですが、名前を連呼したりしてくれていたので誰がトップに立ったかとかはわかったんですが。
日本語なのに全然わかんない・・・・・。
で、集団でチェッカー!
チェッカーラインから一番遠いところにいるのでどうなったかさっぱりわかんないまま、アナウンスでは「チャンピオン決定」みたいなこと言ってるけど?
ランキング2位のGerry Salim選手のほうが尾野弘樹よりも前でチェッカーを受けているようなので、これではチャンピオン決定ではないはずなんだけど・・・。
なんか裏技みたいなのがあって決まったのかな?そんなわけないし
結果は4位、表彰台も逃しました・・・。試練です。
レース後はまた、「尾野はいったいどうしたんだ?」攻撃。こんなところにも試練が・・・。
チャンピオン決定の瞬間を見届けようと応援に駆けつけてくださっていたファンの前で今年初めて表彰台を逃す、ということをやってしまった尾野弘樹君、ちょっと落ち込んではります・・・。
まあ、これも試練ですから。世の中それほど甘くないよって事で、いいんじゃないですか?
ってことで、続くのだ!
LET’S ENJOY RACING!
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